ヤマハ『SR-B30A』

・SR-B40A:2023年 8月発売 ミドルクラス 2ユニット
・SR-X40A:2023年11月発売 ミドルクラス 1ユニット
・SR-B30A:2023年 9月発売 エントリークラス 1ユニット◀紹介の機種はこちら
・SR-B20A:2021年 5月発売 エントリークラス 1ユニット【生産完了 】◀前モデル
・SR-C20A:2021年 6月発売 エントリークラス (コンパクト)1ユニット【生産完了 】
『SR-B30A』は2023年9月にヤマハから発売された2.1chエントリークラスサウンドバー。
そして、2021年5月に発売された「SR-B20A」の後継モデルです。
サイズ横幅は910mmで画面サイズで言うと41.5インチほど。
外観は、角を丸め全体をファブリック生地で覆い手前が高くなった傾斜デザイン。
斜め上に向けた形状により、音を持ち上げスピーカーからでなく画面から出ている様な自然な定位感が得られるのとセリフが聞き取りやすくなっています。
スピーカー構成は、サウンドバーの左右に4.6cmコーン型×4基、ツイーター2.5cmドーム型×2基、内蔵サブウーファー60Wでバスレフポートを両端に配置する事で低音を再現。
また、eARC対応に対応したことでDolby Atmosにも対応しました。天井に音を反射させるイネーブルドスピーカーは非搭載ですのであくまでもバーチャルサラウンドでAtmosを再現するタイプです。
この価格帯ではデノンS200シリーズがライバルです。
どちらにしようかと悩んでいる方が多いと思いますが、聴き比べると「SR-B30A 」は、中高音の解像度が高く豊かでセリフなんかも聞き取りやすいです。
その代わり低音はデノンより不足感を感じますが、どちらにしてもサブウーファーは別途必要です。
個人的な好みだとヤマハ「SR-B30A 」の中高音の一枚ベールを取った感じのクリアーさが好きです。
おすすめポイント

価格:もっと安いモデルは世の中に多くありますが、音質を考慮すると「SR-B30A」はコスパがよく満足度が高いです。
音質:価格に対する音質!中高音は解像感がありセリフも明瞭で聞き取りやすい。
対応音声フォーマット:
・Dolby Atmos対応:対応していても再現できるスピーカーがないので気持ち嬉しい程度です。
・MPEG2-AAC:地デジをベストな状態で再生できて何より放送波で音が出ないトラブルがないのが快適です。
音声モード:ステレオ / スタンダード / 映画 / ゲーム / クリアボイス / バスエクステンション(低音ブースト)
Bluetooth
・バージョン:Ver 5.0対応なので安定性が高い
・コーデック:SBC / AAC対応。ハイエンドモデルでもAACに対応しているモデルは数が少ないので素晴らしいです。
アプリ:
「Sound Bar Remote」アプリで操作や設定変更などもできて状態が把握できるのがよいです。Wi-FiではなくBluetooth接続なのでWi-Fi環境がなくても使えるのが利点です。
音量スライドバー微調整が為難いですが、実はタップ操作できますので、そうすると微調整がしやすいです。

拡張性:
ハイエンドモデルのシリーズ専用サブウーファーと違って自由にアンプ内蔵サブウーファーに接続可能なのでお財布と地球に優しい本当のエコ商品。
ハイエンドモデルはどのメーカーも割高な専用サブウーファーしか使用できませんので他社に乗り換える際には使えませんので地球とお財布に優しくありません。
付属品:
安くてもしっかりHDMIケーブル、壁掛け用スペーサー、壁掛け用テンプレートが付属されているので余計な出費がかかりません。
保証:
出張修理は行っていませんので持込か配送での対応になります。なお、保証期間内であれば送料はヤマハが負担してくれるのと梱包のサポートがありますので手厚いサービスで安心して使えます。◀業界トップクラス
いまいちポイント

エントリークラスなら当たり前ですが下記の通りです。
音質:この価格帯なら随一の音質ですがミドルクラスと比べると当然ですが見劣りします
対応音声フォーマット:
・DTSは非対応:DVD/BDソフトよく使われていたDTSは非対応
・MPEG4-AAC非対応:4K放送だとテレビの設定によっては音が出ない場合もある(テレビ設定をPCMにすればでます)
Wi-Fi非対応
・ストリーミングサービス:Wi-Fi非対応なので直接ストリーミングサービスに繋げられないのでBluetooth経由になる
・AIスピーカー非対応:Wi-Fi非対応なので当然ながら非対応
HDMI端子数:HDMI端子が1つしかないのでゲーム機を直接繋げられません。そのため、テレビとゲーム機の相性が悪い場合に対処できない。
状態表示:ランプなので分かりにくい
ファブリック生地:パンチングメタルと比べると掃除がしにくいのと対ニャンコ戦の耐久値が低い
IRリピータ非対応:SR-B30Aの高さは68mm。
ペットボトル(500ml)のおおよその直径65mmほどの高さなので必要とされる方も多いと思いますが、テレビの受光部が隠れても操作できるIRリピーターは非搭載です。
奥行きサイズ:高さを抑えつつ高音質にするために通常のサウンドバーより奥行が長いのでテレビ台に乗るのか要チェックです。ちなみに奥行133mmはレッドブル250ml缶(135mm)の高さほどです。
リモコン電池:コスパがわるく廃棄が面倒なリチウムコイン電池(CR2025)
Amazonレビュー(件以上)⇨すべてのレビューを参照します
選ぶ理由とライバルモデル

『SR-B30A 』を選ぶ主な理由は3つ!
① 音質:お値段に対して音質が良い!
② アプリ:簡単シンプルで使いやすい!
③ 安い:
そしてライバルはデノン歴代S200シリーズと同メーカーの旧モデルです。
・ヤマハを選ぶ理由:中高音の解像度やメリハリ、セリフの聞き取りやすさ、アプリ、BluetoothコーデックAAC対応
・デノンを選ぶ理由:低音の質感、HDMI入力、原音をストレートに再生するPureモード、BluetoothコーデックLC3(LE Audio)マルチポイント対応(S218のみ対応)
その他にもライバルはありますので気になる方は安いのに視聴してみて良かったおすすめのコスパ最強‼︎市場最響エントリークラスサウンドバー【2025年】をご覧になるか下記の各モデル単独記事をチェックしてみてください。
エントリークラスのおすすめモデルを集めた記事
ヤマハのエントリークラス『SR-B30A 』2023年発売モデル

デノンS200シリーズの3代目 最新モデル「DHT-S218」 (2024年発売)

デノンS200シリーズの2代目モデル「DHT-S217」 (2022年発売)

デノンS200シリーズの初代モデル「DHT-S216」 (2019年発売)

ヤマハのエントリークラス旧型「SR-B20A-B」 (2021発売)

サイズ感

サイズ:幅910 × 高さ68 × 奥行133mm 寸法図
重量:3.9kg
通常のサウンドバーと比べ奥行きが長いのでテレビ台に設置する方は要確認です。
リモコン

リモコンは安ポイのとリチウム電池なのでコスパと廃棄の面でいまいち
新型「SR-B30A」旧型「SR-B20A」の違い

2023年9月に発売された「SR-B30A」 は「SR-B20A」の後継モデルで2年4か月ぶりの新型モデルです。
違いは音質アップとeARC対応によりDolby Atmosに対応。
その代わりにバーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」や、DVDやBDソフトで使われている「DTS」が非対応になったのが大きな変更点です。
その他の細かな違いは下記の通りです。
発売
新型 SR-B30A:2023年 9月
旧型 SR-B20A:2021年 5月【生産完了】
スピーカー構成
新型 SR-B30A:
フロントL/R:密閉型(非防磁)4.6cmコーン×4
ツイーター:密閉型(防磁)2.5cmドーム×2
サブウーファー:バスレフ型(非防磁)7.5cmコーン×2
最大同時出力:合計120W(フロントL/R:30W+30W、サブウーファー:60W)
旧型 SR-B20A:
フロントL/R:密閉型(非防磁)5.5cm(コーン)×2
ツイーター:密閉型(防磁)2.5cmドーム×2
サブウーファー:バスレフ型(非防磁)7.5cm(コーン)×2
最大同時出力:120W (フロントL/R:30W+30W、サブウーファー:60W)
インピーダンス
新型 SR-B30A:フロントL/R:4Ω、ツイーター:4Ω、SW:3Ω
旧型 SR-B20A:フロントL/R:6Ω、ツイーター:6Ω、SW:3Ω
再生周波数特性
新型 SR-B30A:
フロントL/R:240Hz~22kHz
ツイーター:9kHz~22kHz
SW:54Hz~240Hz
旧型 SR-B20A:
フロントL/R:160Hz~22kHz
ツイーター:7kHz~23kHz
SW:55Hz~160Hz
対応音声フォーマット
新型 SR-B30A:
PCM(7.1chまで)
Dolby Digital(5.1chまで)
Dolby TrueHD(7.1chまで)
Dolby Digital Plus(7.1chまで)
Dolby Atmos
MPEG-2 AAC(5.1chまで)
旧型 SR-B20A:
PCM(2chまで)
Dolby Digital(5.1chまで)
DTS Digital Surround(5.1chまで)
MPEG-2 AAC(5.1chまで)
※ 新型のSR-B30Aは、eARC対応したことで需要の高い7.1chやDolby Atmosにも対応。その代わりにDVDやBDソフトで使われているDTSはコストカットにより非対応に
ミュージックエンハンサー
新型 SR-B30A:非対応
旧型 SR-B20A:対応(Bluetooth入力時)
※ 圧縮サウンドでカットされた高域や低域を補完し、よりよいサウンドに仕立てるというのがミュージックエンハンサー。
Bluetoothバージョン
新型 SR-B30A:Ver 5.1
旧型 SR-B20A:Ver 5.0
※ バージョン5.1で方向探知機能が追加されていますが、必ず対応している必要はないのでバージョンの数字だけでは判別できないです。
なお、方向探知機能とは接続機器の位置を数センチ以内で特定できるようにした機能です。おそらくスマホを使ったリスニングポイントの音場最適化などに使われているようです。(本機には音場最適化機能はないので実質変化なしです)
純正アプリヤマハの専用アプリ「Sound Bar Remote」
新型 SR-B30A:対応
旧型 SR-B20A:対応
一部の記事で新型のみしか対応していないかの様に書かれていますが対応機種は下記の通りです。
「SR-B40A」「SR-B30A」「SR-B20A」「SR-C30A」「SR-C20A」「YAS-108」公式ページ
接続端子
新型 SR-B30A:HDMI(eARC/ARC対応)×1、光デジタル×1、サブウーファー出力×1、USBポート×1 (アップデート専用)
旧型 SR-B20A:HDMI(ARC対応)×1、光デジタル×2、サブウーファー出力×1、USBポート×1 (アップデート専用)
※ 新型のSR-B30Aは、光デジタルが2基から1基に減ったがHDMIがeARC対応に進化
リモコン:下記のボタンはそれぞれのモデルのみにしないのと細かいところだと色や文字の変更あり
新型 SR-B30A:チャイルドロック
旧型 SR-B20A:3Dサウンド

消費電力
新型 SR-B30A:通常時:23W / スタンバイ時:0.3〜0.6W
旧型 SR-B20A:通常時 : 25W/ スタンバイ時:0.2〜0.5W
サイズ
新型 SR-B30A:幅910 × 高さ68 × 奥行133mm (3.9kg)寸法図
旧型 SR-B20A:幅910 × 高さ53 × 奥行131mm (3.2kg)寸法図
※ 新型のSR-B30Aは、横幅は変わらないが高さと奥行が大きくなって重くなっている
付属品
新型 SR-B30A:リモコン、HDMIケーブル(1.5m)、電源コード(1.5m)、壁掛け取付用テンプレート、壁掛け取付用スペーサー(2個)、クイックガイド、セーフティーガイド
旧型 SR-B20A:リモコン、光ケーブル(1.5m)、電源コード(1.5m)、壁掛け取付用テンプレート、壁掛け取付用スペーサー(2個/1シート)、スタートアップガイド、安全上のご注意
※ 新型のSR-B30AはHDMIケーブル、旧型のSR-B20Aは光ケーブルがそれぞれ付属
価格
新型 SR-B30A:6,000円前後ほど高い
旧型 SR-B20A:お買い得価格


SR-B30A 詳細

ブランド:YAMAHA(ヤマハ)
機種名:SR-B30A
タイプ:1ユニット(2.1ch)
拡張オプション:ー
発売日:2023年 9月
メーカー価格:オープン価格
スピーカー構成
フロントL/R:密閉型(非防磁)4.6cmコーン×4
ツイーター:密閉型(防磁)2.5cmドーム×2
サブウーファー:バスレフ型(非防磁)7.5cmコーン×2
最大同時出力:合計120W
フロントL/R:30W+30W
サブウーファー:60W
再生周波数特性:
フロントL/R:240Hz~22kHz
ツイーター:9kHz~22kHz
サブウーファー:54Hz~240Hz
インピーダンス:
フロントL/R:4Ω
ツイーター:4Ω
サブウーファー:3Ω
入出力端子:HDMI(eARC/ARC対応)、サブウーファー出力、光デジタル1、USBポート(アップデート専用)
対応音声フォーマット
PCM(7.1chまで)
Dolby Digital(5.1chまで)
Dolby TrueHD(7.1chまで)
Dolby Digital Plus(7.1chまで)
Dolby Atmos
MPEG-2 AAC(5.1chまで)
Wi-Fi:ー
ワイヤレス通信距離:Class1 (10m(障害物がない時))
Bluetoothバージョン:Ver 5.1 (A2DP)
Bluetoothコーデック:受信:SBC、AAC
音声アシスタント:ー
純正アプリ:ヤマハの専用アプリ「Sound Bar Remote」
その他アプリ:ー
最大ビットレート:
視聴モード:ステレオ / スタンダード / 映画 / ゲーム / クリアボイス / バスエクステンション(低音ブースト)
カラー:ブラック
サイズ:幅910 × 高さ68 × 奥行133mm 寸法図
重量:3.9kg
消費電力:23W
保証期間:1年
JANコード:4957812694223
同梱物:リモコン、HDMIケーブル(1.5m)、電源コード(1.5m)、壁掛け取付用テンプレート、壁掛け取付用スペーサー(2個)、クイックガイド、セーフティーガイド
サウンドモードの「ムービー」は2種類!
リモコンのMOVIEボタンを5秒以上押し続けると、設定1と2が切り替わります。
設定1:ヤマハが設計した理想的なサウンド特性です。
設定2:Dolby Atmosデコーダー向けのサウンド特性です。
初期設定は「設定1」です。
公式ページ
SR-B30Aにおすすめのアンプ内蔵サブウーファー
アンプ内蔵サブウーファー比較表
型番 | 商品画像 | エンクロージャー 方式 | スピーカーユニット | 再生周波数帯域 | クロスオーバー 周波数調整 | 実用最大出力 | 入力端子 | 消費電力 | 外形寸法(幅×高さ×奥行) | 質量 | オート スタンバイ | カラー | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤマハ NS-SW050 | ![]() | バスレフ | 200mmコーン型 | 28Hz~200Hz | ー | 50W | RCAピンジャック | 30W | 291W×292H×341D mm 寸法図 | 8.5kg | ー | ブラック ウォルナット | 1番人気ですが、クロスオーバー周波数調整ができないのがネックです。 商品ホームページ |
ソニー SA-CS9 | ![]() | バスレフ | 250mmコーン型 | 28Hz~200Hz | 50Hz~200Hz | 115W | RCAピンジャック | 70W (ST時0.5W) | 295Wx345Hx400D mm | 11.5Kg | 〇 | ブラック | クロスオーバー周波数調整ができるのでおすすめ。 大きくても良い方はこちらがおすすめ。 商品ホームページ |
フォステクス PM-SUBmini2 | ![]() | 密閉型 | 130mmウーハー | 40Hz〜150Hz | 60Hz〜150Hz | 50W | RCAピンジャック☓2 | 約15W (ST時0.5W以下) | 200W×185H×233D mm | 3.6kg | 〇 | ブラック | クロスオーバー周波数調整ができるのでおすすめです。 大きいのは置けない置きたくない方はこちらがおすすめです。 フォスター電機株式会社は、1949年に東京の渋谷で創業された老舗音響メーカー。現在の本社所在地は東京都昭島市です。 商品ホームページ |
価格重視なら下記3点がおすすめです。


オートスタンバイは、便利な機能ですが低音の成分が弱いと自動で切れてしまうのでオフにしている方が多いです。
かと言って電源ボタンでオンオフするのもボタンの位置が後ろ側なので現実的ではないです。
そのときに役に立つのが電源タップです。
本来、電源連動タップが便利ですが上手く連動しないことも多いので、普通のスイッチ付き電源タップでオンオフしている方が多いです。
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「オシャレで便利な延長コード/電源タップのおすすめ」
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