ゼンハイザー AMBEO Soundbar MAX
・AMBEO Soundbar MAX:2021年 7月発売 超弩級サイズのフラッグシップモデル◀紹介の機種はこちら
・AMBEO Soundbar Plus:2023年 6月発売 ハイエンドモデル
・AMBEO Soundbar Mini:2023年 9月発売 ハイエンドモデル (コンパクト)
※ 商品名ですが「AMBEO Soundbar Plus」の発売に伴い「AMBEO Soundbar」から「AMBEO Soundbar Max」と改名されました。
『AMBEO Soundbar Max』※は2021年 7月 (ドイツ、アメリカなどは2019年 5月発売)発売されたドイツの音響機器メーカー「ゼンハイザー」から初めて販売されるハイエンドサウンドバー。
「AMBEO」の名は、ゼンハイザーと欧州最大の研究機関であるフラウンホーファーとの共同開発3D音響プロジェクト「AMBEO」そのものから取ったものです。
スピーカー構成は5.1.4ch (合計13基)。センターと両端、側面側にツイーター(計5基)、正面左右にウーファー(計6基)、両端上部に上向きフルレンジ(計2基)を配置し総合出力は500W。
その巨体を生かし30Hzまでの低音と全て真円形のスピーカーで構成する事で上質できめ細かく豊かな音質を再現。
パワフル感よりも繊細で豊かな表現が得意なので力強さを求める方には少し物足りなかもしれませんが、繊細できめ細かくボーカルの息づかいが分かる上質な音質。

おすすめポイント

音質:上質できめ細かく豊かな音質 ◀業界最高レベル
オプション:サブウーファーを最大4台まで増設可能。その効果は空間を均一な低音で満たせられることです。
音は目に見えないので分かり難いですが、1台のサブウーファーでは定在波の影響により聞く場所によって小さかったり大きかったりしますが、それを改善することができます。◀業界最高レベル
専用アプリ:アプリが使いやすいですし、サンプル音源も入っているのでサウンドテストもできます
サブスク:下記のサービス対応していますのでので充実した音楽ライフを楽しめる
・Air Play 2
・Spotify Connect
・TIDAL Connect

対応音声フォーマット
・Dolby Atmos
・DTS:X
・Sony 360 Reality Audio
・MPEG-H Audio
※ MPEG-4 AAC、MPEG-2 AACは非対応
HDMI端子数:HDMI×3を始め豊富な端子を装備 ◀業界最高レベル

2年保証:倍の2年なので頼もしいです。ただし注意点があるのでいまいちポイントで紹介
Amazoカスタマーレビュー:40件以上の合計評価、レビュー付き:10件以上
いまいちポイント

低音:これだけの巨体でも力強い低音を求めると別売のサブウーファー「AMBEO Sub」が必要。(各メーカー共通事項ですがサウンドバーだけでは低音不足)
設置性:大きすぎてテレビ台に置くのは無理なレベル(横幅だけでなく高さが厳しい)◀業界最高レベル
オプション:リアスピーカー増設不可
音声フォーマット:「MPEG-4 AAC」「MPEG-2 AAC」非対応のためテレビによっては放送波だと正常に音が出ない場合もある
4K/120fpsパススルー非対応:4K/60fps対応まで
4K/120fpsパススルーに対応しているのはごく少数です。2025年1月時点での日本市場だと5機種のみでその内の4つがソニーです。
IRリピータ非対応:AMBEO Soundbar MAXの高さは135mm
レッドブル250ml缶の高さ135mmと同じで高さもありますが、IRリピータは非対応ですし、そもそもこれだけ高さがあるとテレビ画面に被ってしまうので設置性が著しく難しいです。
Bluetoothバージョン:バージョン4.2 (できれば5.0以上が望ましい)
リモコン:リチウム電池なのでコスパがよくないのと廃棄が面倒
壁掛け金具:別売で少しお高め、市場流通が少なくネットだとぼったくり価格が横行しているので購入するなら信用のある店舗での購入をおすすめします。
視聴できる店舗が少ない:大手量販でも展示がないですし基本取り寄せ扱い
ネット購入できる店舗が少ない:大手量販では扱っていますが、Amazon、楽天市場、Yahooでの販売はほぼないので購入はSennheiser公式ショップくらいしか選択肢がない
保証とアフターフォロー:2年保証と手厚いですが、事業譲渡による影響かごちゃついて分かりにくい
プロ用機材はそのままゼンハイザーが生産販売。民間用のサウンドバーなどは2022年3月に事業譲渡されて日本の法人も別会社になり相談先が少し分かりにくいです。
なお修理相談はゼンハイザーではなく譲渡先のソノバになります。
Sonova Consumer Hearing Japan株式会社 (ソノバ・コンシューマー・ヒアリング・ジャパン(株))
お問合せフォーム:https://www.sennheiser-hearing.com/ja-JP/contact/
・出張修理:なし
・配送料:片道負担
・梱包サポート:なし
・電話相談:なし
・メール:基本メールでのやり取りになります
・チャット:「ライブチャット経由でお問い合わせください」と書いてはありますがどこにもないです
価格:メーカー価格¥357,500
一部の大手記事に「MPEG-4 AAC」対応と記載がありますが非対応なのでご注意ください。
サイズ感

サイズ:幅1265 x 奥行171 x 高さ135 mm(約18.5kg)
・幅 1265mm:57型パネルサイズ(1259.6mm)ほど
・高さ 135mm:レッドブル250ml缶の高さ135mmと同じ
・奥行 171mm:うなぎパイのおおよその長さ170mmほど
リモコン

MAXとPlusの違い

『AMBEO Soundbar Plus』は、世界初のハイトチャンネルを含む最大7.1.4チャンネルのアップミックス再生対応のサウンドバーなので、以前より発売されている「AMBEO Soundbar MAX」より上なのかと思っている方も多いですが、音質は「AMBEO Soundbar MAX」の方が優れています。
「AMBEO Soundbar Plus」+「AMBEO Sub」セットと「AMBEO Soundbar MAX」単体を比較すると「AMBEO Soundbar MAX」の方が中高音がよりきめ細かく豊かな音質ですが、個別のサブウーファーがもたらす豊かで力強い低音によりトータル的な音質は「AMBEO Soundbar Plus」+「AMBEO Sub」が優れています。
ただし、これは一個人の感想でありどちらが良いかは好みによって変わります。
MAXとPlusの主な違い
クラス
AMBEO Soundbar MAX:超大型のフラッグシップモデル
AMBEO Soundbar Plus:普通サイズのハイエンドモデル
発売
AMBEO Soundbar MAX:2021年 7月 (ドイツ、アメリカなどは2019年5月)
AMBEO Soundbar Plus:2023年 6月 (海外は2022年)
サイズ
AMBEO Soundbar MAX:幅1265 x 高さ135 x 奥行171 mm (18.5kg) 57型パネルサイズ相当
AMBEO Soundbar Plus:幅1051 × 高さ77 × 奥行121 mm (6.3kg) 48V型パネルサイズ相当
※ 海外メーカーあるあるですが、メーカー公式の数値が見るページよって数ミリ振れ幅があります。理由はインチからセンチに直すのと省略、足や突起を含む含まない、代理店の単なる間違いなどが考えられます。


スピーカー構成 (チャンネル数)
AMBEO Soundbar MAX:5.1.4ch (13スピーカー)
AMBEO Soundbar Plus:7.1.4ch (9スピーカー)


スピーカー構成詳細
AMBEO Soundbar MAX:
・10cmウーハー×6基 (フロント×6)
・2.5cmツイーター×5基 (フロント×3基、サイド×2基)
・9cm上向きフルレンジ×2基
AMBEO Soundbar Plus:
・5cmフルレンジドライバー ×7基 (フロント×3基、サイド×2基、天面×2基)
・10cm天面上向きロングスローウーファー×2基
最大出力
AMBEO Soundbar MAX:500W
AMBEO Soundbar Plus:400W
再生対応周波数
AMBEO Soundbar MAX:30Hz-20kHz (-3dB)
AMBEO Soundbar Plus:38Hz–20Khz
Bluetoothバージョン (対応フォーマット)
AMBEO Soundbar MAX:Ver.4.2 (SBC / AAC)
AMBEO Soundbar Plus:Ver.5.2 (SBC / AAC)
WiFi
AMBEO Soundbar MAX:WiFi 5
AMBEO Soundbar Plus:WiFi 6
接続端子:
AMBEO Soundbar MAX:
・HDMI TV (e)ARC
・HDMI IN 2.0a(4K/60Hz)×3
・光デジタル(最大192 Hz)
・AUX
・サブウーファ用のプリアウト
・イーサネット
・USB(サービス用)
AMBEO Soundbar Plus:
・HDMI TV (e)ARC
・HDMI 2.0a(4K/60Hz)×2
・光デジタル(最大192 Hz)
・AUX
・サブウーファー用のプリアウト
・イーサネット
・USB(サービス用)
ルームキャリブレーション
AMBEO Soundbar MAX:付属の測定用マイク
AMBEO Soundbar Plus:本体内蔵マイク
精度はMAXですが手軽にできるのはPlusです。
リモコン:形状は同じですがボタン機能が違います
AMBEO Soundbar MAX:
AMBEO Soundbar Plus:


流通状況
AMBEO Soundbar MAX:取扱店舗が少なく、公式サイト以外はほぼなし
AMBEO Soundbar Plus:どこでも買える
メーカー価格
AMBEO Soundbar MAX:¥357,500
AMBEO Soundbar Plus:¥242,000
AMBEO Soundbar MAX:市場流通が少なくAmazoや楽天市場での販売は見つかりませんでした
AMBEO Soundbar Plus

リアスピーカー(オプション)

詳細

ブランド:SENNHEISER (ゼンハイザー)
機種名:機種名が変更されました
・旧機種名:AMBEO Soundbar (アンビオ サウンドバー)
・新機種名:AMBEO Soundbar MaX (アンビオサウンドバー マックス)
タイプ:1ユニット
発売日:2021年 7月 (ドイツ、アメリカなどは2019年 5月発売)
メーカー価格:¥357,500
カラー:ブラック
最大出力:500W
アンプ:クラスDアンプ×13
スピーカー構成:
・10cmセルロース・サンドイッチコーン
・2.5cmツイーター・アルミニウムコーン
・9cmセルロース・サンドイッチコーン上向きフルレンジ
再生対応周波数:30 Hz – 20kHz (-3dB)
オーディオプロセッサ:Dual Core 1.2 GHz ARM Cortex-A7 プロセッサー、Dual Core 500 MHz SHARC DSP 2個
対応フォーマット
・LPCM 2ch
・LPCM 5.1ch
・LPCM 7.1ch
・Dolby Digital
・Dolby Digital Plus
・Dolby True HD
・Dolby Atmos – Dolby TrueHD
・Dolby Atmos – Dolby Digital Plus
・DTS
・DTS-ES Discrete 6.1,DTS-ES Matrix 6.1
・Sony 360 Reality Audio
・DTS 96/24
・DTS-HD 高解像度オーディオ
・DTS-HD Master Audion
・DTS-HD LBR
・DTS:X
・MPEG-H (Fraunhofer(フラウンホファー))
※ 日本の地上波/衛星デジタル放送の「MPEG-AAC」には非対応
出力端子:eARC (HDMI 2.1)/光デジタル(最大192 Hz)/AUX
入力端子:HDMI (4K/60Hz)×3
その他端子:USB(更新専用)/イーサネット(100/10 MBit)/サブウーファ用出力
Bluetoothバージョン:Bluetooth 4.2(A2DP, AVRCP, GATT)
Bluetoothコーデック:SBC/AAC (Class 1相当)
WiFi基準:Wi-Fi 5(IEEE 802.11 a./b/g/n/ac (Class 1.5相当))
アプリ:Smart Control(音場測定やサラウンド機能のオン/オフ、音声モード(ムービー/音楽/ニュース/スポーツ/ニュートラル)の切り替えができる)
サイズ:幅1265 x 奥行171 x 高さ135 mm(約18.5kg)
スタンバイ時消費電力:
・ECOスタンバイ オン:1.9W
・ECOスタンバイ オフ:5.5W
・ネットワーク接続無しのスタンバイ:1W以下
同梱品:
・電源ケーブル
・High-Speed-HDMIケーブル、長さ約 1m
・リモートコントロール SB01-RC(バッテリー CR2032(1個付き))
・室内キャリブレーション用マイクロフォン「SB01-MS」 スタンド付き(ケーブル約5m)
・クイックガイド/安全に関する注意事項
AMBEO サウンドバーの壁ホルダー SB01-WMは別売
取扱説明書オンライン取扱説明書 AMBEO Soundbar | Max
※ リモコン別途購入は3,600円
※ 測定用マイク別途購入は1万4,000円

オプション:サブウーファー『AMBEO Sub』

『AMBEO Sub』は、上向きに設置された8インチのロングスローウーファー密封型と350WのD級アンプを搭載し、27Hz~80Hz、クロスオーバー周波数は80Hzです。
密封型ですので歪みが少なく豊かな低音が再現させるだけでなく中高音も豊かになり全ての音が整います。
接続はBluetoothで繋ぎアプリで設定します。その際の最大接続はサブウーファー4台まで可能ですので定在波による影響を抑えることもできますので部屋のどこでも安定した音質で楽しめます。
サイズ感

サイズ(足含む):幅274 x 高さ369 x 奥行274mm (8.2 kg)
幅274mm:幅は新聞紙(タブロイド判)の短辺273mmほど
高さ369mm:週刊少年ジャンプの短辺2冊分ほど (2冊で364mm)
奥行274mm:奥行は新聞紙(タブロイド判)の短辺273mmほど
詳細
種別:サブウーファー
製品名:AMBEO Sub
発売日:2023年6月15日
メーカー価格:¥
カラー:ブラック
スピーカー構成:8インチのロングスローウーファー密封型
アンプ:350WのD級アンプ
対応周波数:27Hz – 80Hz
Bluetooth:Ver.5.2
ワイヤレス通信距離:最大10m
サイズ:幅274 x 高さ369 x 奥行274mm (8.2 kg)
保証期間:正規取扱店は2年保証 + 30日間の返品制度
付属品:電源コード、取扱説明書、クイックガイド、セーフティーガイド
対応機種:AMBEO Soundbar MAX / AMBEO Soundbar Plus
2021年 7月に発売されたゼンハイザー 「AMBEO Soundbar MAX」が気になる方は視聴してみてよかった音質重視のおすすめ市場最響ハイエンドサウンドバー【2023年】をご覧ください。

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